バランス シュナンブラン/コロンバール2021
思わずジャケ買い
大きなゾウが、小さな踏み台に乗って、震えながらバランスをとっています。
しかもその踏み台は、エルの小文字である1本の棒の上に置いてあるのです。
バランス・シュナンブラン/コロンバール2021は、思わずジャケ買いならぬエチケット買いしてしまうワインの一つです。
思わず「ゾウ、がんばれ!」と意味もなく声をかけてしまいたくなるようなイラストですよね。
先日、カルディで青一ワインを探しているときのことです。やはりというか必然的に妻が選んだのがこのワインでした。
バランスは、税抜き1155円で買えます。赤のカベルネ・ソービニヨン/メルロー、ちょっと高めのお値段でゾウが樽の上に乗ってバランスをとっているバレルセレクトシリーズで赤のシラーズ/ピノタージュ、白のシュナンブラン/シャルドネなどもあります。
今回は、ワインを2本買うと10%offの恩恵も得たので、1039円+消費税です。
うきうき心おどるワイン
冷蔵庫で適度に冷やした翌日、さっそく我が家のテーブルに並びました。
エチケット裏面の醸造家の言葉によると「うきうき心おどるゴキゲンなワイン」だそうです。
いいですね。
こういうワイン、大好きです。
開栓し、テイスティングのマネごとをします。
香りは、柑橘系でした。
私の中では、グレープフルーツやレモンです。白ワインらしいそれっぽい香りもしました。未熟なのでこれをうまく表現できないのが残念です。
味は、ふくよかなというのが適当かと。果実味たっぷり。柔らかな酸味があります。
色は、濃いめのレモンイエローです。
まさに心おどるゴキゲンなワインと対面できました。
2日目以降さらにゴキゲンに
白ワインの全体的な傾向として、お手軽価格のワインほど2日目以降はポテンシャルが下がってしまうように感じます。
しかし、このバランス・シュナンブラン/コロンバールは、2日目以降もさらにゴキゲンなワインになりました。
酸味も強くなりませんでした。
すばらしいです。
3日目もおいしく飲めました。
青一ワインとして優秀です。
我が家の準レギュラーになりました。
※一応レギュラーメンバーはもう少し時間をかけて選びます。
【バランス シュナンブラン/コロンバール2021】
Balance Chenin Blan/Colombar 2021
【原産国】
【生産者】
オーバーヘックス・ワインズ・インターナショナル
【インポーター】
【買った店】
某私鉄沿線カルディの実店舗
【ぶどうの種類と割合】
シュナンブラン、コロンバール
※割合は、調べられず
【購入価格】
1039円+税 ※1155円の10%引き
【ボディ・甘辛】
やや辛口
コノスル・オーガニック・カベルネ/カルメネール/シラー 2020年
青一ワインの優等生
紹介するのは飲んだ順にするか、価格順にするか、それともオススメ順にするか多少迷いました。
どの順にしても結局どこかで崩れてしまうと思われます。まずは、今まで飲んだストックの中から基本を押さえてあとは、適当にほぼ時系列に近い形でやっていこうと思います。
青一ワインの基本は、コノスルです。プレミアムラインもありますが基本は、実売価格1000円以下です。オーガニックで1000円を少し超えるくらい。
私が週に1回程度行くスーパーでは、1050円で売っています。
ネットでもおおむね1100〜1200円くらいで買えます。
ネットでもおおむね1100〜1200円くらいで買えます。
2月1日からワインも値上げするところがあるようなので、青一ワインも1000円以下というよりも1000円ちょいというのが増えそうです。
ワイン初心者の私ですので、正確な比較は難しいのですが、コノスルは青一ワインの優等生的存在です。どのぶどうのワインでもコノスルは、おいしくハズレなく飲めます。
その中でオーガニック・カベルネ/カルメネール/シラーを最初に取り上げたのは、私が渋めのワインが好きだからです。
青一ワイン研究所の所長兼主任研究員を名乗っていますが、お高い(私の経済感覚で)ワインも飲みます。
そのときは、ボルドーまたはボルドー系のワイン、カベルネ・ソービニヨンを使っているワインを買うことが多いです。
お茶の葉の香り?
さて、そんなワイン初心者の感想です。
香りは、お茶のようでした。あるいは柿の葉という感じでしょうか。お茶は、日本茶のほうです。
ボトルにはチェリー、ラズベリー、ストロベリーなどの果実とフレンチオーク、トースト、バニラなどが感じられると書いてありましたが、私の鼻は「お茶の葉」という答えが出ました。
ほかに、コーヒーの香りも少し感じました。たぶんお茶に近いものがあるのでしょう。
初心者の表現なのでこのようになりました。
味は、しっかりしたフルボディです。タンニンがかなり感じられ、酸味もほどよくあります。
開栓3日目には甘みも感じられるようになりました。
青一ワインのイチオシです。
我が家でもレギュラーに加えてあります。
【コノスル・オーガニック・カベルネ/カルメネール/シラー2020】
Coni Sur ORGANIC
Cabernet Sauvignon/Carmenere/Syrah 2020
【原産国】
チリ
【生産者】
Vina Cono Sur
Twitter
【インポーター】
【買った店またはサイト】
コープみらい
【ぶどうの種類と割合】
カベルネ・ソービニヨン43%
カルメネール29%
シラー28%
※ヴィンテージによって配合割合が少しずつ違うようです。
【購入価格】
1050円(税抜き)
【ボディ・甘辛】
フルボディ
千円札1枚で得られる幸せを探しにいこう!
自己紹介とこのブログについて
青一ワイン研究所の主任研究員兼所長のaraioです。ちなみに青一は「あおいち」と読みます
最近になってワインを飲むようになりました。
青一ワインとは?
青一といえば、東京では青山通りと外苑東通りが交差する青山一丁目交差点のことです。はい、あまり使う人はいません。おしゃれな青山の入口ですが、青山一丁目あたりはキラキラした感じではありません。どちらかといえば南青山4丁目あたりがおしゃれなイメージの青山です。
また、青一交差点あたりに本社があるホンダとも無関係です。
このブログの青一は、青色の紙幣、いわゆる千円札1枚を意味します。1000円前後で買えるワインを「青一ワイン」と名づけ、お店やネットで探して、飲んで、感想を書き、紹介します。
今後の登場人物(予定)
私がワインを飲むきっかけになったのは、私の仕事先のお客様でワインにとても詳しい会社役員のYさんです。このブログの中では、Y役員、Yさん、Y氏などとしてときどき登場します。
このほかに我が家の家計の主導権を握っている妻もときどき登場します。
ブログが進んでいくにつれて頻繁に登場する人は、このページを更新して紹介する予定です。
ワインと出会い、沼に…
Y役員のワインに対する知識や思いを知るうちに、私もワインに興味を持ちました。これまでは、ビールやウイスキーをおもに飲んでいました。酒に強いわけではないので、いつもはビール、たまにウイスキーというところです。
しかし、ワインの奥深さ、味のバリエーションに触れることでワイン帝国へ、ワインの道へ進んでみたいと思うようになりました。2020年代前半の言葉で表現するなら「沼にハマる」というところです。
1000円で楽しめるか
ワインは高いというイメージがまだ完全には消えていません。たしかにいいワインは、高いです。デパートや成城石井のワインコーナーでもカギがかかっている棚には、1本3万円を超えるようなものも少なくありません。
そこまでいかなくても1本3000円や5000円で普通に売っています。
一方でコンビニやカルディ、食品スーパーならヤオコー、オオゼキなどでは、1000円以下でも売っています。そのすべてがおいしいとか飲みごたえがあるとはいえませんが、おいしいワインもけっこうあります。
3000円を超える高いワインとは違った味わいのおいしさもあります。※価格については個人の生活レベルにより感じ方が違います。
中には「え、これが1000円?」というアタリに出会うこともあります ※個人の感想です。
Y役員のようにデイリーワイン(毎日飲めるようなお買い得なワイン。安旨ワインと表現する人もいます)に3000円かけるわけにはいきません。
我が家では、毎週1〜2本、1000円前後のワインを買うのが精一杯です。妻の誕生日や結婚記念日、ボーナス支給日以外は安くておいしいワインを探してこそ、永くワインを楽しめるのではと思いました。
千円札で得られる幸せを見つけにいきましょう!