青一ワイン研究所

ワイン初心者による1000円前後のワインを紹介するブログです。青色の紙幣、千円札1枚で買えるお得感あるワインとの出会いを紹介します。

サレント・ロッソ・パッシート2020

青一の範囲?

当ブログで紹介するのは、1000円前後でおいしく飲めるワインです。

「前後」の解釈をどこまで広げるかが悩ましいところではあります。

「前」に関しては、限りなく0に近くても問題ないと思っています。仮に380円で売っていたとしてもおいしければありです。しかし「後」の場合はどうなんでしょう?

一応、四捨五入が「ギリ」というところでしょうか。つまり1499円ですね。

今回のサレント・ロッソ・パッシートは、仕事帰りに寄ったカルディで1380円で売っていました。

はい、私の中ではギリギリ青一ワインとしてご紹介できる物件です。

 

ただ…

この価格は、税抜きです。実際の支払い価格は1518円です。

微妙にアウトですね。

しかし、カルディカードまたはアプリで支払うと5000円チャージで2%還元されます。つまり、100円。それを考慮すれば実質1500円未満!

なんかひと昔前の携帯ショップのようですね。

 

とはいえ、ぜひご紹介したいと思ったので無理矢理感が強いのですが青一ワインとして登場してもらいます。

使い古された言葉で恐縮ですがコスパ最高です。



フルボディで甘い

この価格帯ではありますがコルクです。質感からすると、天然ではなさそうです。

 

色は、レンガのような濃い紫。おいしいワインの見本のような色合いにワクワクします。

香りもフルボディらしいインク、チョコレート、コーヒーなどのほかアメリカンチェリーを感じました。お店のポップでは「赤黒系の果実の濃縮した香り」とありましたので、まさにそれです。陰干しぶどうを樽で熟したそうです。

アルコール分14.5%と高め。それを実感するようなアルコールの香りもします。

 

ひと口含んだら…

 

最高です!

 

プロ野球のヒーローインタビューを受けている選手のような語彙のない感想が出るくらいの味わいです。

 

果実味という便利なことばだけでは足りないくらいプラム、プルーン、ダークチェリーなどさまざまな果実感があります。果実味が深いというのを実感する味です。

甘味が感じられ、酸味は控えめでした。

それでいてフルボディの深み、渋みも十分にあります。

ほんとに千円台のワインなのかと考えてしまうくらいです。

 

イタリアの地ぶどうで作られています。ブーツのかかと部分にあたるプーリア。

品種は、タンニンの多さと果実味の豊かさで知られているモンテプルチアーノ、濃い色になるネグロ・アマーロ、果実味が出るマルヴァジア・ネーラそれぞれのよさが生かされているようなワインです。

サンジョヴェーゼの酸味があまり得意でない方には、ぜひ飲んでいただきたいです。

 

アルコール分14.5%なので飲み過ぎには注意しましょう。



品種の解説などを参考にしたサイト

Vinica

https://vinica.me/Pirovano-Costantino-Collezione-Salento-Rosso-Passito-w157979

 

エノテカオンライン

https://www.enoteca.co.jp/

 

日欧商事のブドウ品種辞典

https://www.jetlc.co.jp/wine/grape/





ピローヴァノ コスタンティーノ コレッツィオーネ サレント・ロッソ パッシート2020

Pirovano Costantino Collezione Salento Rosso Passito2020






【原産国】

イタリア

 

【生産者】

CANTINE PIROVANO



【インポーター】

オーバーシーズ

 

【買った店またはサイト】

カルディ

 

【ぶどうの種類と割合】

モンテプルチアーノ

ネグロ・アマーロ

マルヴァジア・ネーラ

※配合割合不明

 

【購入価格】

1380円+消費税

 

【ボディ・甘辛】

フルボディ

甘口?



【アルコール度数】

14.5%